ノミネートされた部門は四つと「氷の微笑2」より少ないのですが注意深く観察するとその四つとも「M・ナイト・シャマラン」だけに対する評価ではありませんか!?
M・ナイト・シャマランは「シックス・センス」で過大な賞賛を受けその後の作品にも過剰な注目を向け続けて来たけれどもそれはそろそろ終わりにしよう。M・ナイト・シャマランを才能あるフィルムメーカーと評価するのはもう止めよう。M・ナイト・シャマランはつまらない。というような内容の記事をまえからチラリちらり目にしていたところなのでとうとう引導が渡される時がやって来たのかも知れませんが、チョットもぉ遅すぎ!といった感じがしないでもありません。
1年に何百本も映画を観るような映画目の肥えたひとなら「シックス・センス」で早々に見限っていたでしょうが、そうでなくても流石に「サイン」を見終わった時にはほとんどの観客さんたちはさっさと引いていきました。いえいえ観客だけではありません、制作や配給の会社のひとたちも出来上がった「サイン」を見終わった瞬間にこいつはダメだと直感したのではないかと思いますが、でもでもよくもまぁあんなシナリオに1000万ドルを超えていたと噂されるハリウッド史上最高額の脚本料を支払ったものです。
だからなのか何なのかはわかりませんがそれは姑息な広報や宣伝の工作を駆使して、その結果もう2億ドルを超えるかなりの興行収益を上げてしまっていましたから、映画は売り捨て観客は映画を見終わってからリコールも出来ないし駄作でも何でも売り切ってしまう恐るべしハリウッドビジネスマンたちと思ったものです。
でもそれと同時にどんなツケか何のツケなのかは知りませんがシャマランにはいつかこのツケをきっと支払わせてやるからなと虎視眈々とそのチャンスを伺うひとたちも生み出されていたに違いありません。
そしてついにゴールデン・ラズベリー賞財団のメンバーのひとたちが今回「M・ナイト・シャマラン」をノミネートしたのはほとんど真剣だったのかも知れません。そんな訳で「M・ナイト・シャマラン」がラジー賞でノミネートされた四つの部門全てで受賞することを密かに楽しみにしているところなのです。
映画の都のメインイベントに向けてoscar.comでもじわりじわりと雰囲気を盛り上げて来ていまが、まずはノミネートされるだけなのでまだそんなにジタバタしなくても良いと思うのですが、オスカーが決定されたとしても別にジタバタする必要はありません。
でも既に決定した、ゴールデン・グローブ賞と放送批評家協会賞はともかくとして、LA批評家協会賞に「硫黄島からの手紙」、NY批評家協会賞には「ユナイテッド93」みたいなのが選ばれてしまっているもんだから、アカデミー賞までも時事を色濃く反映した政治いろで滲んでしまうのかしらなんて、「ディパーテッド」には差しあげて良いかも知れませんがディカプリオにだけはオスカーはあげませんなんて、アカデミー協会から嫌われているらしいレオナルド・ディカプリオはまたしてもノミネートだけで終わるのは目に見えてるとしても、ジャック・ニコルソンあたりでお茶が濁され始めて、作品賞では「え"ーっ!」なんて星条旗のもとで合唱(合掌!?)しましょうU!S!A!なんて手前味噌な米国だけのお祭り騒ぎで終わりはしないかと、チョッとだけソワソワしてしまうのでした。
いまハリウッドで麗しく華々しいご活躍をみせている俳優さんたちも、ことのほか沢山の方が既に子供の頃からテレビや舞台や映画に登場されていてそれは皆さん長いキャリアをお持ちでいらっしゃる様なのですが、その多くはながかった下積み時代とかでようやく美談に翻訳されて例え醜い仕事に関わっていたとしてもそれはそれでほろ苦くも美しく語られたりするわけですが、それにはいま成功しているという条件を満たしていることが条件である事に他なりません。ただし何をもってして成功と呼ぶかは皆目それぞれの時代の暗中なのですが。
それにしても子役のうちに人気が飛び出し大きく取り上げられたり高くつまみ上げられたりして周りからはそれはもう大成功と無責任に賞賛されてしまったもののチョッとわき目をふっているいつの間のうちに何処に行ってしまったのか何だか分からなくなってしまったりする大人に成っている筈の子役さんなどは忘れた頃に何かの拍子でふと思い出してしまいなかなか気になったりするものです。
ハリウッドの映画ではなかったんだけどのマークレスターにトレイシーハイドとジャックワイルドという小さな恋のメロディの3人を思うと、ダニエルラドクリフとエマワトソンとルパートグリントのハリーポッター3人組にはどのような未来が待っているのか興味深い好奇心が刺激されます。
比較的最近ではハーレイジョエルオスメントは本物の第六感などを身につけて足音もなく蘇って来れるのでしょうかとか、マコーレーカルキンはその勢いでカルキン5までも結成してしまうのかとカルキンブラザースの登場に思わずため息が漏れそうで漏れないうちに自分で仕掛けた罠に何処かで溺れてしまったのか、周囲の期待を裏切るというよりも周囲のその無責任な賞賛やそんな批評や予見のあまりにも軽率で浅はかな思慮の深さのなさという軽はずみな行為への警告というか注意を促すような行動を取ってしまった彼らの行動こそ賞賛すべきなのかもしれません。
ハリウッドには2世俳優どころか一族総包み業界一家というケースもそんなに珍しいことでもなくそれはそれでそれなりの互助会構造の雰囲気を醸し出したりもしているのでしょうが、ところが初出演の映画で初ノミネートのアカデミー賞を前代未聞の最年少で受賞するまで一気に押し上げられてしまった僅か10歳のテイタムオニールはそれがたとえ助演女優賞であったとしてもオスカーを貰った事に変わりはないとライアンオニールを踏み台にした一段も二段も高い評判で祭り上げられてしまったからには互助会を構成するひとたちや幾つになっても受賞できないでいる同業者たちからの羨望や妬みジェラシーを集めてしまったのかでも誰かの意欲的な罠とも思えないそれなりの哀愁をさそう末路への筋書きがオニール親娘のナビゲーションシステムにその時にセットされたのではないかという疑惑まで周囲の責任に擦り付けるのは行き過ぎた行為だと考えられます。
Jack Wild(wikipedia)
Ryan O'Neal(allcinema)
Tatum O'Neal(allcinema)
魔法使いとロボットを下しダコタファニングが受賞した2001年度の放送映画批評家協会賞には「i am sam」の親子でノミネートされていたのだけれど、知恵遅れの親の方はというとボクシングのヘビー級チャンピオンと統合失調症のノーベル賞数学者というほとんど普通じゃない人たちの争いで結局は精神分裂症役のラッセルクロウが3年連続の主演男優賞を受賞することになってしまいました。
でもその3人もノミネートに名を連ねたオスカーの方は後にダコタファニングと共演することになるデンゼルワシントンにさらわれてしまい、そのうえ不幸な事に作品賞も監督賞も脚色賞も相手役のジェニファーコネリーまでもが受賞してしまったものですからラッセルクロウにとってはそこはかとなく物悲しいアカデミー賞授賞式になってしまったのではないかとお察しさせて頂く最中なのですが、3度目のノミネートだったショーンペンにとってもこの頃にはオスカーがもう欲しくて欲しくて欲しくって堪えきれなくなってしまいそうな哀れで悲しい奇病に蝕まれつつあったのではないかとお察しさせて頂く次第でございます。
Denzel Washington(goo 映画)
Russell Crowe(goo 映画)
知ってるヒトはとっくに解っていても知らないヒトには何だそういうコトかっていったいどんなコトかっていうと、男女交際に限らずイロイロ激しいハリウッドでもなかなか長続きしているカップルなのですがこの二人は、でもオスカー女優のゴールディホーンとまだ貰えないというかもう貰えないかもカートラッセルの仲はこれからの老後にどのような展開が待っているのか、豪華で華やかな体裁を披露し続けなければならない映画の都の宿命で真実はまだまだベールに包まれた気配が続くのでしょう。
Goldie Hawn(goo 映画)
Kurt Russell(goo 映画)


プルイット・テイラー・ヴィンスは、近いところでは「コンスタンティン」なんかに出演しているのですが「海の上のピアニスト」なんかにも出演していて「ナチュラル・ボーン・キラーズ」とか「ミシシッピー・バーニング」とかにも出演しているんだけどなかなか認知してもらえないのは迷脇役の宿命なのかな、でも見栄えは地味だけど小刻みにピクピクする眼球運動は真似しようたってそう簡単には行かないんじゃないかな。
Pruitt Taylor Vince(goo 映画)








